ぶちまけ日記

女子校に通う喪女のオタク日記です。音楽小説アニメなど雑多に下ネタも。

「狩るモード」





だいぶ前のことですが、超エリート男子校の文化祭へ行きました。

そこの学校は偏差値70超えの進学校で、しかも強豪部の多いまさに文武両道の将来有望(?)な男子が集まるところ。
私は友だちが行きたい!!って言うのについて行っただけなのだけど、そこにいた人たちに絶句した。

溢れんばかりの女、女、女。
もう、とにかくいろんなタイプの女子高生(女子大生らしき人も多かった)がわんさかいた。
こんな言い方は失礼だけど、なかには偏差値40きってそうなここの男子生徒と話合うの?みたいな子もいた。

で、その子たちがもうとにかく目が怖い。本気。まさに、「狩るモード」な女の子たち……。
別に逆ナンとかナンパ目的じゃなかったわたしは居心地の悪さに身を縮ませてました。

わたしの語彙だとうまく言えないんだけど、そういうモードの女の子たちって雰囲気が全く違うと思う。
甘ったるい笑い方と、ときどきわざとらしく投げられる視線と、ボディタッチと……。
何なんだろうあれ?文字に起こすと大げさな仕草と雰囲気ひとつひとつがあまりに自然に、でも確実に「あなたに気がありますよ」って伝えてくる。

これって、男性も女性もみんなわかる雰囲気なのかな?

わたしはこの「狩るモード」に入った女の子たちがとてつもなく苦手。
「ほかの女には渡さない」みたいな、「好きって言わせてやる」みたいな空気がビンビン伝わつてくる。
いやいやいや!あなたとキャットファイトする気なんて!滅相もございません!!ってなる。

中学生の頃は、既にそういう子が多かった。そんな子は大抵「〇〇と付き合ってるらしいよ」って噂が伝わって、数ヶ月たつと別の人と一緒に帰ったりしてた。

そんな子を見てわたしは、それって本当の恋なの?とか彼氏が欲しいから誰でもいいんじゃないの?とか思った。まともな恋愛したことないくせに。
でも高校生になってから、そんな女の子たちが、相変わらず苦手だけど耐性はむしろなくなったけど。むしろいとおしいなあと思う。

どんだけ怖くっても凶暴でも策略巡らしてて身体張ってたりしても、それ全部自分が幸せになりたいって思って一所懸命がんばってるってことだもん。
それってなんかいじらしくて、なんだかいとおしいなあっておもった。他人事かいな。
教えられやるわけじゃないから本能的なものなのかな?
わたしにはその本能、備え…つけられて…ない…………。